常同行動で皮膚疾患のある愛犬に漢方薬をはじめました。

常同行動で皮膚疾患のある愛犬に漢方薬をはじめました。

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陰部の舐め癖がなかなか改善しないブランです。

これまで色々試してきましたが、そこまで効果を感じるものには出会えていません。そこで、以前より関心のあった漢方薬にチャレンジしてみることにしました。

とはいっても、漢方薬を試すのは初めてではありません。以前通院した際に、担当の獣医師さんからおすすめされた漢方を試してみたことがあるんです。効果が出る子だと1週間ほどで実感できるとのことで期待していましたが、残念ながら1ヶ月試してみたブランに変化はあまりみられませんでした・・

動物病院でよく処方されている漢方で、「静心」というものです。その名のとおり、気持ちを落ち着かせたりするような漢方が数種類調合されている、錠剤の漢方薬です。料金は1日1粒を1ヶ月で約1万円(ペット保険の保険適用対象外)でした。

漢方薬「静心」
ブランには・・でしたが、効果のある子もいるようです。

病院で今後について相談すると「このままできるだけ舐めさせないようにしながら、薬に頼らずうまく付き合っていくのも1つの策です」と言われました。

舐めさせなければ、このままずっとで本当にいいの??
それって、根本的には何も解決していないような。
舐めたいのに舐めれないというのはブランにとって相当ストレスなんじゃないかな・・と思います。

そこで、どうしようかと考えた結果、『別の漢方を飲ませてみよう!』と思ったわけです。

漢方は去年ペットの東洋医学セミナーに行ってからずっと関心があって、体質改善のためにもいつか試してみたいと思っていました。

東洋医学セミナーの様子はこちらの記事をどうぞ ▼

漢方専門店で愛犬用に処方してもらいました。

色々調べていると良さげな漢方屋さんを発見。早速問い合わせてみたところ、とても親切にアドバイスいただきました。人の漢方を処方されているお店ですが、ペットへの漢方処方もされていて、常同行動のワンちゃんの症例をこれまでいくつも経験されたことがあるそうです。

試しに処方をお願いしてみることにしました。

ブランについていくつかの質問があった後、【舐めている時の動画】と【ごはんを食べている時の動画】を送ってくださいと言われたので、保存していた動画を送信しました。

すると、「ビビリタイプ」というようりは「カッカ!タイプ」のようだということでした。「カッカ!タイプ」というのは、気性が激しいということでしょうか(^^;)おそらく間違いないので、あまり深掘りはしないでおこう。

そして処方された漢方薬は羚羊角(レイヨウカク)。カッカタイプのブランに脳の熱を冷ますような薬効のある漢方です。それと乳酸菌腸内環境を良くすることで漢方の吸収がよくなるそうです。腸活をしようと探していたのでちょうどよかった。

他にも脳のサプリメントもお願いして、費用は1ヶ月分で約¥16,000(ワオ!)
内訳は・・
羚羊角・・1日2回(¥200)
乳酸菌・・1日1回(¥100)
脳のサプリメント・・1日2回(¥200)

こちらでも病院同様、効果が出る子は1週間でわかると言われましたが、恐らくブランはそんなにすぐ効果がでないだろうと思い、1ヶ月(30日)分まとめてお願いしました。

処方された漢方は効果が出れば廃薬となるそうです。いずれは乳酸菌のみになる予定。

漢方をちゃんと食べてくれるか!?漢方薬の与え方

届いた漢方を早速開封。

ブランの漢方

乳酸菌と脳のサプリメントは臭いを嗅いでみたところ、甘めのにおいで大丈夫そう。

問題は羚羊角。THE漢方というにおいがします。

これはちゃんと食べてくれるのか!?と不安でした。

与え方は「朝晩のごはんに混ぜて与えてください」とのこと。早速手作りごはんにかけてその日のから与えてみました。

漢方入りブランのごはん
この後よく混ぜますが、ごはんが真っ黄色に!

鼻を近づけなくてもにおう、漢方臭。これはやっぱり食べないんじゃないか!?。しかし、警戒したのは最初だけ。一度食べてしまえば後はすんなりでした。

よかった、よかった。1ヶ月分まとめ買いしたのが無駄になるところだった(^^;)

カリカリのドッグフードだけでは漢方を食べさせるのは難しかったと思います。手作りはじめててよかったです。

漢方を試してみた結果

漢方をはじめて2週間です。

まだ舐めようとしています。
大きな変化は感じていません。
やはりブランはすぐには効果を実感できませんでした。

やっぱり効かないのかなー・・・と思っていましたが、ちょっとした変化があることに気づきました。

それは、1日に何度もあった陰茎が飛び出すことが少なくなったことです。1日10回くらい出ていたのが(どんだけー!)、近頃は1日2〜3回です。

漢方効果でしょうか?たまたま?

そして先日漢方屋さんから「ブランくんの様子はいかがですか?」とご連絡いただきました。

まだ舐めていること、病院ではずっと付き合っていくことを提案された経緯を話すと「常同行動は必ず治ります」という返信をいただきました。

心強かったです。
ちょっとあきらめモードでしたが、もうしばらく漢方で様子をみてみようと思います。

まとめ

まだ確かな効果は出ていませんが、もしかしたら漢方は!と期待しています。

東洋医学は関心がないと若干あやしい感じがしなくもないですが、去年行った獣医師によるセミナーを受講した時に、漢方や鍼灸には思いの外効果があることを知りました。

そのセミナーの獣医師もおっしゃっていましたが、ペットは人より漢方の効きが良いことが多いそうです。

副作用など体への負担も少ないですしね。

どんな症状にもまずは漢方を試してみるといいのではないかと思ってます。

またしばらくしたら「漢方効果」報告します。

パンをねだるキャバプー ブラン
エリカラを外して過ごせる時間も徐々に♡