MIX犬【キャバプー】を詳しく解説!性格・成長した大きさ・抜毛・病気・無駄吠えなど
- 2018.09.19
- コラム
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我が家では以前、キャバリアを飼っていました。心臓病で15歳で亡くなってから4年ー。 キャバリアとプードルのミックス「キャバプー」ブランを迎えました。
実際に飼ってみてわかった、キャバプーの魅力をたくさん紹介します!
キャバプーってどんな犬?
明るく穏やかで人懐っこい性格のキャバリアと、賢く甘えん坊で愛くるしいプードルの掛け合わせによって生まれたミックス犬で「キャバプー」や「プーリア」、海外では「cavoodle」などなど、様々な愛称で呼ばれています。
最近人気のミックス犬ですが、純血種に比べるとその特徴・性質は様々。個体差に大きく違いがあるのもミックスのおもしろいところです。同じ兄弟でもキャバリアの性質を多く引き継いでいたり、プードルの性質を引き継いでいたりといったこともあるようです。
また、「無駄吠えが無い」や「おとなしい」「散歩はいらない」などと紹介してあることがありますが、あまり当てになりません。実際、キャバプーは「無駄吠えが少ない」と紹介してあるサイトをみかけますが、我が家のキャバプーは来た当初からよく吠えました。詳しくは後ほどご紹介します。
キャバプーの性格は?
キャバリアは『愛情深く、穏やかで人懐っこい性格』です。トイプードルは『賢く、社交的で陽気な性格』です。これらの性質を受け継ぐキャバプーは愛情深く、陽気でフレンドリーな子が多いみたいです。
ちなみに、我が家のブランの性格は・・
明るく陽気 活発 人が大好き
頭が良い 犬が苦手
これまで数匹の犬を飼ってきましたが、物覚えも早く、とても頭が良いと感じます。そして、とにかく人が大好き!。散歩に出ると、すれ違う人すれ違う人に尻尾を振って寄っていこうとするので大変なくらいです(笑)。でも他のワンちゃんと会うと私の陰に隠れてしまうので、少々臆病なのかもしれません。あとプードルの性質だと思うのですが、とてもジャンプ力があり、嬉しいときなどピョーンピョーンと跳びはねます。
見た目の特徴
キャバリアの垂れ耳と大きな目、トイプードルのふわふわの毛並みといった特徴で、見た目はテディベアのような可愛さです。個体によって違いがあり、プードル寄りの巻きの強い毛並みの子や、キャバリア寄りの顔立ちの子など様々。成長とともに変化していく見た目を楽しめるのも、ミックスの醍醐味ですね。
毛色カラーについて
「ブラック」「ホワイト」「ゴールド」「ブレンハイム(茶色と白)」「トライカラー(白と黒)」「ルビーカラー(レッド)」など。
基本的にはプードルの巻き毛を引き継ぐことが多いようですが、キャバリアの特徴である長毛の子もいます。先日会った10歳のキャバプーちゃんは成長に伴ってプードル→キャバの毛質に変化したそうです。また、ブランのようにキャバリアの特徴である 顔の真ん中に白筋(ブレーズ)が入るキャバプーもよく見かけます。これも成長と共に消えることもあるとか。
抜け毛について
キャバリアは抜け毛が多い犬種です。一方プードルは抜け毛の少ない犬種です。
キャバプーはプードルの毛質を受け継ぐことが多く、抜け毛が少ない傾向にあるようです。我が家のブランもほとんど毛が抜けません!抜け毛が少ないのはいいですね。
反対にキャバリアの毛質を受継げば抜け毛が多い子になります。また、成長するにつれてプードルの毛質からキャバリアの毛質になる場合もあるようです。
お手入れについて
- トリミング・カットは1~3か月に1度くらい
- シャンプーは2~3週間に1度くらい
- ブラッシングは定期的に(できれば毎日)
毛の長さにもよりますが、ブラッシングは定期的にしてあげないと、毛が絡まりやすいので毛玉になってしまいます。ブランの場合は毎日ブラッシングをしないとすぐに毛玉ができます。また、キャバプーはプードルのように様々なカットを楽しめます。
まつげが長い
個体差があるようですが、まつげがとっても長いキャバプーは多いです。つけまつ毛をつけているみたいでとってもかわいいです♡トリミングはいつも「まつげ残し」でお願いしています。
キャバプーの成犬サイズ
■成犬時の体高 30~32cm
■成犬時の体重 4〜10kg
キャバプーは小型犬に分類されますが、親犬の大きさに影響を受けます。大きさは本当に様々で、先日公園で10kg越えのキャバプーちゃんに会いました。15kgくらいの子もいるようです。ブランは現在8kgくらいです。大きいキャバプーもかわいいですね(^^)。
キャバプーは初心者でも飼いやすい?
性格的には陽気で社交的な子が多く、賢く従順なので、初心者の方や小さなお子様がいるご家庭でも比較的飼いやすい犬種だと思います。しかし、賢いゆえに甘やかさずにちゃんとしつけを行う必要があります。たくさんコミュニケーションをとりつつ、信頼関係を築きながらしつけを行いましょう。
キャバプーの無駄吠えについて
キャバリアは無駄吠えの少ない犬種です。我が家で前に飼っていたキャバもほとんど吠えることはありませんでした。その血を引継ぐキャバプーも一般的には無駄吠えが少ないと言われているようです。
【キャバプーは本当に無駄吠えが少ない!?】
購入前にブリーダーさん宅へ見学へ伺ったときに「キャバプーは無駄吠えが少ないみたいですね?」とお尋ねしたところ「うーん、そーでもないですよ。ぼちぼち吠えますね」と言われました。その時は「そうですか〜」と軽く考えていましたが、実際ブランは我が家にきた直後からとてもよく吠えました。しかも結構大きな声(*_*) 自宅はペット可マンションではありますが、「どうしよう・・」と悩む日々です。
しかし、しつけの甲斐あってか、今では以前ほど吠えなくなりました(たまに吠えますが許容範囲かなと思っています)。
実際、あまり吠えない大人しいキャバプーもいます。なので、吠える・吠えないは個体差があると言えそうです。
キャバプーの入手方法
価格・値段
■12万円〜25万
毛質・毛色、性別によって価格が異なります。ミックス犬なので血統証はありませんが、ミックス犬の人気上昇で値段が高騰しているようです。さらにメスの方がオスよりも高値の傾向にあります。
入手先
■ペットショップ
■ブリーダー
■里親募集サイト
最近はミックス犬が人気のようで、ペットショップでもキャバプーを見かけますが、個人的にはできればブリーダーさんから購入されることをおすすめします。ブリーダーさんが見つかればペットショップより安く購入でき、親犬に会えたり、病気のリスク回避や社会化期の育成などのメリットがたくさんあります。
ブリーダーさん宅へ見学に行った時。
右がブランで左は兄妹の女の子です。
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かかりやすい病気
かかりやすい病気については、キャバプーの歴史は浅く、まだはっきりとしたデータは無いようですが、両親犬種からみて以下の病気には注意をしましょう。
- 股関節形成不全
- 膝蓋骨脱臼
- 憎帽弁疾患
- 白内障
- 進行性網膜萎縮症
- 脊髄空洞症
股関節形成不全や進行性網膜萎縮症などは遺伝性の疾患ですので、親犬の病歴の確認や実検査をしておくと安心ですね。
キャバプー は心臓疾患にかかりにくい!?
私がブランを購入した販売元で聞いたはなしでは、純血種同士の掛け合わせから生まれたミックス犬は、親犬のいいとこ取りの子犬が誕生するのだとか。
真偽のほどは不明で、そんないいとこ取りができる訳がないのでは?とわたしは思っていますが、以下は販売元によるキャバプーの説明です。
純血同士の2種から生まれたミックス犬は、優性遺伝・劣性遺伝の影響でいいとこ取りの子犬が誕生します。
例えば
【劣性遺伝にあたるもの】
・心臓疾患(キャバリア)、パテラ(プードルの関節)など犬種特性の病気
・抜け毛が多い(キャバリア)
・目が小さい(プードル)
【優性遺伝にあたるもの】
・目が大きい(キャバリア)
・巻き毛(プードル:抜け毛が少ない)
つまり、
・心臓疾患(キャバリア)、パテラ(プードルの関節)の疾病がない
・目が大きい
・半カール~巻き毛で抜け毛が少ない
といった、いいと取りの特徴をもった子が生まれます。
もちろん、100%絶対ということではないとのことです。我が家は心臓病で先代のワンコが亡くなったので「だったらいいな」とは思いますが・・。
まとめ
ぬいぐるみのような見た目と陽気でフレンドリーな性格のキャバプー。
抜け毛も少なくしつけもしやすいので、初心者でも飼いやすい犬種です。しかし、学習能力が高く頭が良いので、ちゃんとしつけをしないとわがままな子になってしまうかもしれません。
そして、人とのコミュニケーションを好むので一緒にたくさん遊んであげましょう。そうして信頼関係を築きながらしつけを行っていけば、人の言葉をよく理解する、素晴らしい家族になってくれます。
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