ケージに入れたお留守番はいつまで必要?時期とその理由をプロに聞きました。

ケージに入れたお留守番はいつまで必要?時期とその理由をプロに聞きました。

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前回のケージで静かにお留守番できる方法!でお留守番に成功するようになったブラン。

ところで、一体いつまでケージに入れたらいいのでしょうか?

お世話になったドックトレーナーさんにお尋ねした所、「2、3歳になるまではケージを使用した方が良い」とのこと。

なぜ2、3歳???

・・ということで、
今回はプロに聞いた「2、3歳になるまでケージを使用した方がいい理由」をご紹介したいと思います。

ケージでお留守番
パピーの頃。初めて買ったケージで寝るブラン。

犬をケージに入れるのは最低2、3歳までは続けた方がいい理由

我が家の先代犬たちはこれまでほとんどサークルに入れたことがありません。

寝るのもお留守番も完全にフリー。
留守番の時にたまに粗相することはありましたが、他に大きな問題はありませんでした。

なので、ブランもパピーの間少しだけという感覚でいましたが、トレーナーさんからは「2、3歳まではケージに入れた方がいいですよ」とのアドバイスが。

理由をお尋ねしました。

個体差はありますが、2、3歳になるまでの若い時期のワンちゃんは、まだまだいろいろな事に興味・関心が向きやすい年齢です。

1歳未満のパピー期にあらゆるものを口に入れて、噛んで確かめようとすることはもちろん、好奇心旺盛な子はゴミ箱を漁る、机の上のものを食べる、クッションをかじる、ソファに粗相するなど様々ないたずらをしてしまいます。

これらのいたずらで得た楽しい経験」は大きくなってもずっと続けてしまう傾向に。

なので、好奇心旺盛な2、3歳の時期を過ぎて落ち着くまでは、ケージに入れて留守番をさせた方が良いいですよ。

トレーナーさん

ということでした。
できるだけいたずらの「成功体験」をさせないためなんですね。

なるほど。

ブランは生粋のヤンチャっ子。
2、3歳で落ち着いてくれたらいいけど(^^;)

お留守番時のケージの注意点とおすすめのケージ

子犬のお留守番ケージ:仕様の注意点

お留守番を成功させるためには、ケージの仕様にも注意点があります。

↓↓トレーナーさんに聞いたケージの注意点↓↓

  1. 屋根付きのケージに入れる
  2. 体当たりしても動かないようにしっかり固定させる
  3. 頭が通ってしまいそうな隙間がないか。

ポイントは留守番時の脱走を完全阻止!だそうです。

ブランは留守番の練習開始時、
屋根無し、サークル固定も無し状態。

なので早速、手持ちのサークルをプチ改良しました。

ケージでお留守番

100円均で網を2枚買ってきて屋根をかんたんDIY。
また、サークルの囲いが動かないように、底のトレーと固定させる付属品の取り付けも行いました。

ケージでお留守番
ダイソーで1枚¥150のアミを2枚、結束バンドで固定して屋根を作成
ケージでお留守番
付属品の固定パーツを取り付けました

注意!完璧なはずのケージ対策でも脱走されてしまうことがあります。

トレーナーさんから習った対策を施したサークルに入れてお留守番をさせ、近所に買い物にでかけることに。

今日は完璧!
いつものようにカメラで様子を観察してみました。

すると・・
サークルの中を映し出す映像のどこにもブランの姿が見えない!!!

あれ!?ブランが消えた!!!

買い物を中断し、猛ダッシュで帰りました。

自宅に到着し、慌てて玄関を開けると
キョトンとした顔のブランがちょこんと座っていました(笑)。

ふーよかった。
ひとまず安心。

でも、屋根をつけてケージも動かないように固定させているのに、どうやって脱走を!?

細かく確認してみましたがわかりませんでした・・・

後日トレーナーさんにお話したところ、「こんなとこから!?」というような小さな隙間からも脱走するらしいです(^^;)

「成功体験」をさせてしまいました。
このお留守番時の「成功体験」もできるだけさせない方がいいそうで。

「今回脱走に成功したブラン君はまた次も脱走をしようと試みるはずです」と言われました。

そして翌日ー。
おそらく脱走したと思われる2枚の屋根のアミの間隔を小さくし、外出するふりをしてカメラで観察してみました。

すると・・やはり屋根から出ようと網の隙間に顔を突っ込んでいました!

なかなかあきらめません(>_<)

なるほど、成功体験はできるだけさせない方がよさそうです。

これからケージに慣らす方は、事前にしっかり脱走防止対策をされることをおすすめします。まさか、こんなとこから!?というような小さな隙間も通りぬけてしまうことがあります。

【お留守番前にケージをチェック!】
● 頭が通ってしまいそうな隙間がないか。
● 体当たりなどをすると動いてしまわないか。
● 扉の鍵(ロック)を忘れずに。

お留守番におすすめの屋根付きケージ 【アドメイト ヴィラフォートサークル】

すぐに撤去しようと思っていたケージですが、
まだまだ2〜3年は使用することになりそう。

そこで、ブランが少しでも快適に過ごせるよう、サークルを新調しました。

いろいろと調べた結果購入したのはアドメイト ヴィラフォートサークル

これ、とてもおすすめです。

ケージでお留守番
ワイドサイズです。
【おすすめポイント!】
● 屋根付き
● トイレと居住スペースが別
● トイレ付き(いたずら防止のメッシュ付き)
● デザインがシンプルでどんな部屋にもマッチする
● つくりがしっかりしている

価格は2万円前後〜※ショップによって価格が異なります。しますが、このクオリティで屋根・トイレ付きならお得かなと思います。
大きさはレギュラーサイズ、ワイドサイズのほか、スモールやパピーサークルといったコンパクトサイズもあります。成犬になったときの大きさを見越して選ばれることをおすすめします。

ケージでお留守番
いたずら防止のメッシュ付きトイレもはじめから付いています。

確かに、もっとお安いサークルはあります。
わたしも初めて買ったサークルは¥5,000ほど。
もちろん屋根無し、トイレなしです。
そして作りも簡素なため、すぐに脱走されました。

アドメイト ヴィラフォートサークルは高さとある程度の重さもあるので、脱走するには難しそうです。

ケージでお留守番
ワイドサイズ。ブラン7kgで十分な広さ。トイレは仕切りで分かれています。
ケージでお留守番
高さもゆったり。

ケージを撤去するならクレートの設置をおすすめします。

ケージは場所をとるし、ある程度大きくなって落ち着いてきたら撤去をしたい!という場合には、クレートを置くことをおすすめします。

クレートとは外出時等に利用するキャリーケースです。

これもトレーナーさんに教えていただいたのですが、犬は暗くて狭いところが好きなんだとか。クレートの扉を外して部屋の角などに置いておくとその中で寛ぐのだそうです。

実際ブランもよくクレートの中で寝ています。

落ち着ける場所があると安心ですね。

まとめ

サークルに入れてのお留守番はいたずら心が薄れる2、3歳ごろまで続けた方が良いようです。ブランはいまのところサークルを気に入っているようで、お留守番以外でも自ら入ってお昼寝してます。

ゆっくり過ごせているようで、新しいサークルに代えてよかったなと思っています♫

ケージでお留守番
広々ゆったり寝ています

留守番対策には屋根付きでしっかりしたつくりのケージがおすすめです。

ケージ撤去の際はクレート設置がおすすめです。