犬の保育園(幼稚園)へ通うことにしました!効果や必要性についてのまとめ
- 2019.08.22
- 皮膚疾患
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ブランの舐め癖がなかなか改善しません・・。
万策尽きたわたしたち夫婦。
これはプロの手を借りつつ、今の環境を変えた方がいいのではないか?ということで、以前から気になっていた「犬の保育園」へ問い合わせをしてみました。
状況を説明し、通園を検討している旨を伝えたところ、とても熱心に改善に向けたアドバイスをいただきました。
そして、決めました!
愛犬ブランの心の病「常同行動(強迫神経症)」を改善すべく、犬の保育園へ通園します!
今回は実際に登園してみた感想と、犬の保育園の効果や必要性ついてまとめました。
「犬の保育園(幼稚園)」ってどんなところ?効果や必要性について。
私は「犬の社会化」という言葉を知る前は、犬の保育園(幼稚園)って「お金持ちの人が留守中に預けるための施設」くらいにしか思っていませんでした(^^;)
ところが、ちゃんと調べてみると「犬の保育園」は犬の社会化育成にはとても最適だと判明!
他のワンちゃんと触れ合えることはもちろん、散歩のマナーや「マテ」「オイデ」「オスワリ」などの基本的なしつけをはじめ、ブラッシングや歯磨きの方法など、初めて犬を飼う方やしつけが苦手な飼主さんとっては心強いプランがある保育園もあります。
保育園やプランによってお値段に違いはありますが、お安いところで1日¥2500くらい〜(福岡市地域)。
一般的にはプロのトレーナーがその子の性格にあった対応をしてくれるので、犬が苦手なワンちゃんでも無理なく慣らしてもらえます。
犬の保育園(幼稚園)はこんなところ
人間の保育園同様、専属のトレーナーの元に朝預けて夕方お迎えにいきます。その間にトレーニングや散歩、お昼寝、他の犬との交流といった愛犬のお世話をしてくれます。
- 他のワンちゃんが苦手なワンコ
- 留守番が多い
- 問題行動に困っている
- しつけの方法を知りたい
- 子犬を飼い始めた
子犬を飼い始めた方には特におすすめです。
問題行動がない子でもたくさんの犬や人に慣らすのに、保育園はもってこいです。もちろん、必ず通わせなければという訳ではないですが、一定期間預けることで犬にも飼主さんにもプラスの効果が期待できると思います。
犬が苦手なワンちゃんでも保育園に通って大丈夫?
写真はブランがまだ生後5、6ヶ月の頃。
当時お世話になったトレーナーさん主催のパピー教室に参加した日のひとコマです。
他のワンちゃんを恐がって、終始カーテンの陰に隠れていました・・。
小さな頃から他のワンちゃんが苦手なブラン。
ただ、吠えたり攻撃したりすることは一切なく、病院などで会っても一定の距離が保たれる状況であれば問題ありません。トレーナーさんからも「一緒に遊べなくても犬という存在に慣れていれば問題ないですよ」と言われていました。
当時のトレーナーさんは基本的には訪問型のレッスンが主で、保育園のような預かりはされていなかったため、他の「犬の保育園」に通ってみてもいいかもですねとおすすめされていました。
今回実際に保育園に預けることにしましたが、他のワンちゃんと一緒に過ごすことでストレスが増し、常同行動が悪化するのではないかと不安はあります。
そのことを保育園の方に相談したところ「その可能性はありますが、経験豊富なスタッフが相性などを見極めて無理なく楽しく過ごせられるように努めます」とのことでした。
実際に犬の保育園に通ってみることにしました。
いろいろなワンちゃんと触れ合える犬の保育園は、犬の社会化を行うのにピッタリの場所。
ブランも本当は子犬期のうちに通園を予定していたのですが、去勢手術の度重なる延期や皮膚のトラブルなどがあってこれまで通うことができませんでした。
現在1歳を過ぎ、犬の保育園に預けることはもう考えていなかったのですが、心の病を患ってから「今の環境を変えてみた方がよいのではないか」と思うようになり、実際に通うことを決めた次第です。
今回通う保育園で受けた説明によると、トレーニングで頭や体を使うことが常同行動には良いそうです。
ただ、本当に常同行動なのか、もしそうなら何が原因か、他に原因はないかなど時間をかけてストレスの要因を見極めていく必要があるそうで。
すぐに原因がわかるものでも、治るものでもありませんと言われました。
また、常同行動の治療には獣医師とトレーナーが連動している方が良いそうです。
これまでも精神薬を飲ませるかどうか悩んでいましたが、その必要性を見極めるためにもトレーナーさんと飼主、獣医さんが情報を共有し、三者一体で治療を行うことが効果的とのことでした。
なるほど、それが本当の正しい治療ですよね。
これまで獣医さんにだけ診ていただいていましたが、心の問題というだけあってその要因を根本から正さないと、これから先も完治することなく薬を使い続けることになるんだろうと感じていましたから。
獣医さんには病状を、トレーナーさんには行動学によるストレス回避の方法をお任せして。
その情報を飼主と共有することで負担や間違いの少ない、より的確な治療をしていただけそうな気がしています。
- トレーニングで頭や体を使うことが常同行動には良い
- 常同行動の治療には獣医師とトレーナーが連動している方が良い
そうして、今月から早速通園です。
▲ 滑り止め付きペット用食器
軽くて丈夫なステンレス製。底には滑り止めのリングが付いていて取り外しが可能です。カラーも4色あって、水とフードで色を分けてもかわいいです♡
いよいよ、初登園!
ドキドキの初登園は10:30〜16:30まで。
慣れるまでは時間短縮にしました。
早く慣れるため、週3日通うことに。料金は1日¥3500。月だいたい4万円前後になります。トレーニングをしてくれるコースなので少々お高めです。
お母ちゃんのパート代はブランの保育園代に消えていきます・・
そして、登園初日はまずは環境に慣らすことが優先なので、トレーニングは無しです。
毎回登園中の様子をLINEで日誌的に送っていただけるのですが、初日は緊張しているようで、持参したおやつやフードには口をつけなかったそうです。
そりゃ、そうだよね(^^;)
これまで6回登園しました。
それから今日までに6回通いました。
ちょっとずつ慣れたようで、おやつやフードを食べれるまでに。
今は「ツイテ」の言葉で人の左側について歩く練習もしているようです。散歩は自由に(良く言うと)のびのびさせていたので(^^;)、ついて歩くようにしていただけると助かります。
この前は朝登園するとトレーナーさんへ駆け寄ってました(笑)。意外と慣れるの早いのかも!?
そして、なんとワンちゃんとも並んで過ごせたようで(T T)うれしかったです。
まとめ
今回「もしかしたら!」という気持ちで保育園に問い合わせしてみましたが、常同行動は獣医さんよりも行動学に知識のあるトレーナーさんに頼る方が良さようだなと思いました。これまで色々な病院にかかってきましたが、心の病は薬だけで完治するのは難しいと感じていたので。
通園をはじめてからのブランの常同行動ですが、少し舐める回数が減ったように思います。
特に登園した日は疲れた様子で、帰ってくるとよく寝ています。
まだまだエリカラは外せませんが・・
近々、紹介してもらった病院へ診察へ行ってみます。獣医さんとトレーナーさんと私たちと。連携して治療することで、いい効果が出ることに期待したいです。
新しいとこばかりで大変だろうけど、一緒にがんばろうね!ブラン。
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