愛犬のごはんを手づくりに!無理なく続けられるトッピングごはんがおすすめです。

愛犬のごはんを手づくりに!無理なく続けられるトッピングごはんがおすすめです。

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愛犬がごはんを食べてくれない、食いつきが悪いなどのお悩みはないですか?。我が家の愛犬もごはんをよく残していました。

これまで飼っていた歴代の犬たちは、皆ドックフードだけです。

“ドックフードが栄養バランスも完璧な完全食なので、ドックフードだけ与える方がいい”という説を信じていました。

しかし調べてみると、手づくりごはんは愛犬にとってうれしいメリットがいろいろ!完全手づくりは無理そうでも、いつものドックフードにトッピングするだけなら簡単で気楽に始められますよ。

トレーナーさん推奨。手づくりごはんは目から鱗!

ある日トレーナーさんに訪問していただいていた時に、たくさん食べ残しているドックフードの皿を見て「手づくりごはんしませんか?」と提案されました。いつもは残ったフードはすぐ下げるのですが、その日はあまりに食べなかったため、心配でそのままにしていました。

「ごはんがドックフードだけということは、カロリーメイトをいつも食べているようなものです。」と言われ、はっ!としました。

ドックフードだけを与えることがいいと信じ、それでもいつも同じものだとかわいそうだなと、ドックフードの種類を色々変えてあげようと考えていた私は、「カロリーメイト」の言葉に目から鱗が落ちました。

種類を変えたところで、カロリーメイトのプレーン味からチョコ味になったようなものかと。

手づくりは大変じゃない。人間と同じものでOK。

それでも栄養バランスや量・レシピなどなど、毎日手づくりするのは大変そうなイメージがありました。

しかし、トレーナーさんは「毎食じゃなくていいんですよ。毎日でなくてもいいし、人間の食べる献立の材料と同じものを、少し取り分けて与えるだけでOKです」と。例えば、トレーナーさんは朝は時間がないので、ドックフードオンリーだそうです。その代わり夜は完全手づくりとのことでした。

栄養や量がわからず迷うなら、いつものドックフードの量を少し減らして、その分をトッピングで手づくりすればいいそうです。

なるほど、それならできそう!と、早速その夜から手づくりトッピングごはんをはじめました。

すると、キレイに完食してくれたんです!おいしそうにガツガツガツガツ。その姿を見るだけで、こちらまでうれしくなりました。

topping_food

手づくりごはんのメリット・デメリット

食いつきのいい手づくりごはんですが、他にはどんなメリットがあるのでしょうか。そして、気になるデメリットは?手づくりごはんのメリット・デメリットをまとめました。

メリット

嗜好性が高まる

トッピングするだけで、ガツガツモリモリ。おいしそうな姿は嬉しくなります。

安心・安全

自分の目で確かめた新鮮で安心・安全な食材を与えることができます。

水分の摂取ができる

ドックフードの水分は10%以下です。新鮮な食材やスープをプラスすることで一緒に摂取でき、水分不足を補えます。

デメリット

手間がかかる

調理の手間や時間がかかります。

カロリーの調整が難しい

栄養の偏りやカロリーオーバーなど愛犬に適した栄養と量のごはんを与えることが難しくなります。

ドックフードを食べなくなる

嗜好性が高まると、ドックフードを食べなくなることもあります。万が一災害等で手づくりごはんを与えられないような状況になったとき、ドックフードだけだと困ってしまう可能性も。

アレルギー源の特定が難しくなる

もしも愛犬がアレルギーになった場合、手づくりごはんだと口にしている食材が多すぎて、アレルギー源の特定が困難な場合があります。

デメリットを見るとやはり少し不安になります。特にアレルギーの有無には注意が必要で、あまり小さなうちから手づくりごはんに慣らしてしまうと、ドッグフードを一切食べなくなるなど困ることも!?。

しかし、我が家では毎日のごはんを楽しみに喜んで食べてくれる事が今は何よりかなと思っています。

我が家の手づくりごはんのポイント

我が家では手づくりごはんをするにあたって、無理せず長く続けられるように、“手間やコストがかかり過ぎない”がモットーです。我が家流手づくりごはんのポイントをご紹介します。

ドックフードは規定量の4分の3

トッピングをするにあたり、ドックフードの量を減らします。袋に記載されている量の¾を与えています。

肉類もしくは魚類と野菜類、きのこ類など2〜3種類を1:1:1で配合

完全手づくりと違って、トッピングごはんはドックフードで主な栄養は摂れているので、栄養バランスをそこまで気にしなくていいのが◎。肉や魚などのタンパク質、野菜類、きのこ類など、冷蔵庫にある食材をだいたい1、1、1で与えています。
肉や魚は色々な種類と部位を与えるのがおすすめです。例えば牛肉、豚肉、鶏肉のむね肉やもも肉、ささみなど種類も部位も日替わりでといった感じです。

食材は細かく刻む

消化をよくするために、食材は細かく刻んでトッピングしています。

風味をアップするおすすめ食材

● 昆布だし・・容器にカットした昆布とお水を入れて冷蔵庫で一晩置くだけ。食材を煮る際の出汁として使用してます。
● かつお節・・出汁をとるのに使ってもいいですし、そのままトッピングしても風味をアップできます。

1〜2日分を作り置き

朝は時間が無いですよね。基本的に我が家では夜のうちにまとめて作っておき、朝は人肌に温めるだけにしてます。たくさん作った日はそれをベースに、別のトッピング食材を追加したりも。

トッピングごはん
茹でた鶏肉とキャベツ、りんごをトッピング。
与えるときはよく混ぜます。
ちょっとトッピング多めですね(^^;)

手づくりごはんをはじめたらcheckしましょう。

便の状態をチェック!
柔らかすぎないか、固すぎないか。柔らかい場合は与えた食材が体質に合っていないか、量が多いのかもしれません。固すぎる場合は逆に量が足りていないのかも。また、食べ物がそのまま出てきているときは消化ができていないようです。食材は小さく刻み、それでも消化できない場合は体質に合っていない可能性があるので、無理に与えないようにしましょう。

体重の増減をチェック!
体重を計りましょう。増えすぎるようでしたら量を減らすか、野菜の割合を増やすとよいようです。痩せるようでしたら量を増やすか、お肉の割合を増やすなどの調整を。

手づくりごはんをはじめるにあたって、以下の書籍を参考にしました。

● わんこの食べもの事典 (芸文ムック トッピングごはんシリーズ)
与えてはいけない食材や食べ合わせのいい食材・悪い食材など、手づくりごはんをする時の食材選びに大活躍!すべて写真で紹介されているトッピングレシピは、見やすい上に簡単でgoodです。

 

● 愛犬のための症状・目的別食事百科
手づくりごはんを推奨されている「須崎動物病院」の院長による著書。病気の症状別に解説付きのレシピが多数です。もしもために手元に置いておきたい1冊です。

まとめ

手づくりごはんはハードルが高いけど、トッピングごはんなら気軽にはじめられますね。何よりも美味しそうに食べてくれる愛犬の姿はうれしいものです。おいしいごはんで愛犬も飼主さんもhappyに♡。
犬によってはアレルギーの原因となってしまう可能性の食材もあります。はじめての食材をあげる際は、少量を食べさせることからスタートして様子をみるようにしましょう。