ペット保険が必要な理由|加入前の注意点と保険会社を無料で一括比較する方法。
- 2020.02.10
- コラム
- 広告
記事内に商品プロモーションを含む場合があります。
ペット保険は必要か不要か。
迷うところですよね。
ネット上でも「ペット保険は必要ない!」「加入していてよかった!」と両意見あるようです。
我が家では迷った挙句、アニコムへ加入しました。結果、入っていてよかったと思っています。
今回は
なぜ加入を決めたのか。
本当はペット保険は必要なし!?加入前に知っておくべき注意点。
ペット保険会社を無料で簡単一括比較する方法
についてご紹介します。
我が家がペット保険の加入を決めた理由。
私はペット保険に入っていてよかったなと感じています。ここでは我が家が保険の加入を決めた理由を「先代犬ジオの場合」と「ブランの場合」でそれぞれ紹介してみたいと思います。
先代犬ジオの場合。
今飼っている、愛犬ブランの前にキャバリアのジオを飼っていました。
ジオは病気や怪我など一切無いまますくすくと成長し、10才を迎えました。病気知らずとは言え、白髪が増え、目も白く濁ってきたなぁー・・と老いを感じるお年頃。これからに備えてペット保険にでも入っておくかと、10歳過ぎてからなんとなく加入しました。
当時はアニコム一択。他にペット保険は無かったと思います(たぶん・・)。
そして、加入から3、4年経った頃。
心臓に異常が見つかりだしました。
かなりの確率で心臓疾患になるといわれているキャバリア。ジオも心臓が弱ったことによる肺水腫で苦しむことに・・
寝ていると急に呼吸が止まり、息をし始めたかと思うと失禁しながら目覚めたり。起きている時も突然気絶したり・・。
検査のためのCTやMRI、毎週かかる病院代に薬代など本当にお金がかかりました。1回の診察費が1万2万は当たり前でしたね。
10才オーバーの保険料は月5000円近かったと思います。
でも、最後の1年は余裕で元が取れるほど病院にかかっていました。
「あー、保険に入っていてよかったな。」としみじみ思ったのを覚えています。できることがあるならやってあげたいですし、お金が無いからと治療を諦めるのは嫌だったので。
そして、15才で天国へ旅立ちましたが、最期は自宅で、家族揃って看取ることができました。
もっと「あーしてあげていたら」と思うことは色々とありますが、保険に加入していたことで、医療に関してはできることはやれたのではないかと思っています。
ブランの場合。
それから4年後に迎えたブランですが、購入先の方からペット保険の加入をすすめられました。
でも先代ジオの経験から、加入はまた10歳以降でいいかなと思い、お断りしました。
ところが生後5ヶ月過ぎ、去勢手術を決めて病院でレントゲン検査を受けたとき「心臓肥大疑惑」の診断が!!!
普通より心臓が大きそうということでした。
「えっ・・まだ子犬なのに・・心臓の病気・・」とショックで、恥ずかしながら病院で涙。先生は「いやいや!まだどっちかなーっていう疑惑程度だから。心臓に詳しい先生を紹介するから用心のために診てもらったら?」と苦笑い。
おそらく、「多分大丈夫だけど念の為」ということだったんだと思います(^^;)。
後日、日本でも指折りという心臓のスペシャリストに診ていただいた結果、「少し大きいように見えるけども正常範囲内だから異常なし!心配なし!去勢手術も受けていい!」という太鼓判をいただき、ホッとして帰ってきました。
そして、この診断を受けた直後に「ペット保険加入しとこ!」と決めました。
これが、加入していてよかったんです。
数ヶ月後、皮膚疾患を発症!
アレルギー検査や薬など毎月病院代がかかる、かかる。ペット保険大活躍でした(^^;)。
アレルギー疑惑があるとアレルギーの検査も保険の対象となるので、負担50%の保険に加入している我が家では、
「アレルゲン特異的IgE検査」・・¥20,000 → ¥10,000
「リンパ球反応検査」・・¥12,000 → ¥6,000
で検査を受けることができました。※保険の適応には1日の上限金額(わたしの場合は1万円まで)があるので、病院の先生が検査を2日に分けてくれました。
本当はペット保険に加入する必要はなし!?加入前に知っておくべき注意点。
ペット保険に入る際に色々と調べていると、「ペット保険には加入する必要はない!」という記事を多く見かけます。
理由はおおまかに
- 保険料を払い続けるより、かかった診療費だけを払う方が、トータル金額が安くなる。
- 病気や治療の種類によっては、保険の継続を断られる場合がある。
- ペット特約は個人賠償責任保険で代用できる。
といったことが挙げられています。それぞれ見てみましょう。
① 保険料を払い続けるより、かかった診療費だけを払う方が、トータル金額が安くなる。
ペット保険の必要がない!一番の理由としては、やはり保険料の支払い総額ではないでしょうか。
たくさんの方が試算されていますが、ペット保険を払い続けるよりも、万が一病気やケガをした際に全額負担で治療費を払う方がトータルお安くなるということです。
確かにそうかもしれません。
実際病院にかからなければ、掛け捨てなので払い損。保険にかける分を貯金に回せば、もし使うことなくペットが天寿を全うした時、お金が手元に残ります。
なので、現在ある程度の貯金があって、もしもの際にも保険を使うことなく支払いできるという方は、保険に入る必要は無いかもしれませんね。
ただ、私のように貯金に不安がある方、ペットを飼いはじめたばかりの方はある程度までは保険に加入しておくと安心だと思います。
これからどんな病気を発症するかわかりません。
先天性や遺伝性の病気には未対応の保険会社がほとんどですが、それ以外の病気の場合は発症する前に加入しておかないと、発症後は加入できない・もしくはその病気には保険適応外となってしまいます。
やめることはいつでもできるので、少しでも不安のある方は早めの加入をされると安心です。
② 病気や治療の種類によっては、保険の継続を断られる場合がある。
病気や治療の種類によっては保険の継続ができなくなることがあります。
発病前に保険に加入できたと安心していたのに、発病した翌年以降の保険の継続を断られた!という怒りの口コミも見かけます。
そりゃ怒りますよね。
そのための保険なのに!!
でも、残念ながらこれが現状のようです・・。
保険料が安いから、保障条件がいいからという理由だけで保険会社を選んでしまうと、こういったことにもなり兼ねません。心配な病気がある場合は、加入前に気になる保険会社に問い合わせるなどして調べた方がよさそうです。
③ ペット特約は個人賠償責任保険で代用できる。
ペット保険に加入を決める際、『ペット保険特約』をつけるかどうかも迷いませんか?
『ペット保険特約』とは
・愛犬が他人を噛んでケガをさせてしまった。
・愛犬が他人の物を噛んで破壊してしまった。
などといった時の補償となる、万が一の備えです。
月数百円で保険のオプションとして付帯されることがほとんどです。月数百円だし、よそのワンちゃんにケガでもさせたら心配だし・・特約つけとくか!と考えがちです。
ただこのペット特約オプション、加入はちょっと待った!です。
すでに加入されているご自宅の火災保険や自動車保険の「個人賠償責任保険」に加入されていませんか?加入していたら『ペット保険の特約』は不要の可能性大です。
「個人賠償責任保険」も保険のオプションとして加入していることがほとんど。
『ペット保険の特約』と「個人賠償責任保険」は同じような保険内容なので、代用が可能です。『ペット保険の特約』を加入を検討されている方は、一度お持ちの保険で「個人賠償責任保険」にオプション加入していないかを確認してみてください。
詳しくはこちらの記事をどうぞ ▼
簡単!わかりやすい!一括検索でペット保険会社をまとめて比較!
昔と違ってペット保険を取り扱う会社も多様化しています。ありすぎてどこにしようか迷いますね。
私も保険会社のサイトをそれぞれ検索するのが面倒でした。
ペット保険を検討したいと思っている方はこちらのサイトがおすすめ!一括検索で気になるペット保険の内容をまとめて比較検討できます。
気になるところは資料の一括請求ができるので便利ですよ。
まとめ
ネットの情報を見ていると、ペット保険は加入する必要性はないように思えます。ただ、実際に病気をしてしまうと保険って必要だなと感じたり。我が家では加入後に病気をしてしまったので、「保険に入っていてよかったな」と思いましたが、全くの健康体だったら恐らくまだ加入していないと思います。
今思うのは、とりあえずしばらくは保険に入っておいたほうが安心かも・・と思っています。アレルギーやアトピーは3歳頃までに発症することが多いようですし、子犬の頃はなんでも口にして誤飲しがち。万が一手術となれば何十万とかかる可能性もあります。
私は先代の子からアニコムに加入しています。
色々調べた結果、保険料はどこよりも高いですが、その分色々と安心なのかとまたアニコムにしました。窓口清算できるし、支払いを断られたことがないですし。
ただ、数年前の規約改定で条件が悪くなったとの記事も見かけます。
うーん、どうなんでしょう・・。
我が家も一時期『保険をやめて掛け金は貯金で貯めておこう』とも考えていましたが、ブランはあれこれ病気がち(?)な子なので、もう少し継続しておこうかなと思っています。
もうすぐ2歳。
できれば保険を使わずに過ごせますように。
-
前の記事
【レビュー】ペテルナを実際に与えてみた結果。効果・副作用とその他口コミのまとめ。 2020.01.28
-
次の記事
2歳になりました♫そして、皮膚糸状菌症(真菌症)にもなりました。 2020.02.15