トレーナーに聞いた【唸り】の理由と『犬との最適な接し方』について。
- 2019.09.06
- コラム

小さな頃からヤンチャBOYだったうちのブラン。
吠えたり暴れたりは大きくなるにつれてほぼほぼ改善されてきましたが、最近新たに「唸り問題」が急上昇しています。
それには、どうやら私たち飼主とブランの関係性に問題があるようです。
お世話になっている保育園のトレーナーさん曰く、犬のとの接し方には「適度な距離感」が必要だそう。
今回はトレーナーさんから聞いた『犬との最適な接し方』についてです。
主従関係や無視といったしつけの方法が出てきますが、現在主流のしつけとは異なり、おすすめしません。この記事を書いたときの記録としてそのまま残しています。
最後の反抗期到来!?犬が「唸る」理由について。
ブランは先月で1歳6ヶ月になりました。
ちょうど今ごろが、最後の反抗期といえる時期だそうです。
最近ちょくちょく唸るようになってきたのは、もしかしたら保育園へ通いだしたストレスかも?・・と思っていましたが、まさかの反抗期!?
最近のブランの唸る状況は以下のような場合です。
大好きなおやつを食べている時に近づくと「う〜っ!」。
ブランが寝ているときに動こうとすると「う〜っ!」。
拾ってきたティッシュや靴下などを取りあげようとすると「う〜っ!」。
といった感じで、1日何度か唸られています。
先日は旦那さんが、ブランが咥えてきた私のメガネ拭きを取り上げようと手をのばしたところ「う〜っ!」の後にカプーッ!とやられ、久しぶりに出血していました。
だんだんと唸る状況が増えてきている感じです。

犬が『咥えたものを離さず、取り上げようとすると噛む』ときの理由と対処法
トレーナーさん曰く、ティッシュや靴下など飼主さんの匂いがついたものを咥えると離さず、取り上げようとすると噛まれるという問題行動はよくあるお悩みだそうです。
その場合、だいたいの理由は「飼主の匂い」にあるとか。
犬は縦社会の中で上位に立ちたいとう「支配欲」のある生き物。飼主の匂いがついたモノを独占し、支配しようとするそうです。
ブランの場合、まだ自分が1番上位という感じではないけれども、私たち飼主が上位というわけでもないような・・。隙あらば自分が!と思っているのかもということでした。
こういった場合の対処法としては、『犬が好みそうな飼主の匂いがついたものは届かないところへ置いておく』だそうです。
えっ・・それだけ?という感じですが、飼主と犬との主従関係をトレーニングなどできちんとしつけすることが、なによりも問題行動の改善には必要なようです。
今保育園で行なってもらっている「ついてのコマンドで横に着く」などのトレーニングは、その基本となる主従関係を築くものだとか。
飼主が犬にとって本当に信頼できる親(守ってくれる存在)とうい認識がもてるようになると「あぁ!」というだけで耳と尻尾をシュンとさせて「ごめんなさい」と甘えをするようになるそうです。
今のブランは「あぁ!」といえば「あぁ!?」と向かってくる感じです(^^;)
犬との接し方のポイントをトレーナーさんに聞きました。
飼主との主従関係を重んじる犬への接し方のポイントを、トレーナーさんにアドバイスいただきました。
そのポイントとはずばり!
だそうです。
これは子犬の時期からです。
私は先代キャバに「もっとあーしてあげれば・・、こーしてあげれば・・。」と後悔した経験から、ブランにはさみしい思いをさせないように、ストレスが溜まらないように、健康に過ごせるようにと、「ブランブラン」と世話を焼きすぎていたようです。
思い返してみると、中学生の子というようりは2、3歳児の子供といる感覚でした。
それでは、構いすぎなんでしょうね。
トレーナーさんが言う「中学生の子を育てているように」とは具体的には・・
- 犬が一人で寝れる
- 犬が一人で泊まれる
- 犬が一人で遊べる
- 食べ物を残さない
- 甘やかさずに見守る etc・・
といったことだそうです。
ある程度のことは一人でできる、一人でやらせるということですね。
「甘やかしすぎず、毅然とした態度で接してください。」と言われました。
先日から行なっている「無視」は「毅然とした態度」で接するための一歩だったそうです。

飼主から歩み寄るのではなく、
「おいで」と呼んだら必ず来る。
「待て」などのコマンドでいつまでも我慢ができる。
など、飼主主導になることが目標です。
ブランは今はおやつがないと、「おいで」と言ってもなかなか来ないです・・
まとめ
犬への接し方のポイントは「中学生に接する感覚で。毅然とした態度」とのことでした。
犬のしつけって本当に難しいです。
ひとつクリアするとまた新たな問題が。
ひとまず、現在保育園でトレーニング中のブランに、家で私たちができることは「毅然とした態度」のようです。
これからも愛情を注ぎつつ、構いすぎない毅然とした態度を実行してみます。
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