【新型コロナ】ペットの感染を予防する方法ともしもの時の対処法

【新型コロナ】ペットの感染を予防する方法ともしもの時の対処法

テレビをつけると新型コロナウイルス関連のものばかりの昨今。世界的な大流行からいまだ終息の気配が見えない状況です。

そんな中、犬や猫も感染したという心配なニュースを目にするようになってきました。

『もし私たち飼い主が感染してしまったらペットはどうしたらいいの?』『可愛い愛犬の感染を防ぐための対策は?』などの気になる情報をまとめてみました。

新型コロナウイルスは犬猫にも感染する説が有力

犬の新型コロナウイルス感染例(香港)

これまで専門家の間では「人間のコロナウイルスは犬猫には感染しない」という考えが主流だったようです。ところが、2月に香港で新型コロナウイルスに感染した女性が飼っていたポメラニアンに陽性の反応がでたということで話題になりましたね。

この頃見た記事では、陽性反応が出たのは犬が実際に感染したためかは不明で、飼い主との接触による単なるウイルスの付着の可能性があるといったものでした。東京都獣医師会からも「現時点では新型コロナウイルスの犬や猫への感染の可能性は問題にならない」との発表があったとか。

なんだ、よかった。
そんなに心配しなくても大丈夫そうね。
と思っていたら・・

その後の追跡調査で、複数回の弱陽性反応が。この結果を受けて、香港漁農自然護理署(AFCD)は犬が「低レベルの感染」をしていると結論づけました。同時にこの所見はその他の専門家によっても確認され、現在では「人間から動物へ感染した可能性が高い」とされいるようです。

そして、このポメラニアンの子は無症状ながら政府施設で隔離された後、陰性の結果を受けて自宅へ戻っていたようですが、その2日後に死亡したそうです。17歳という高齢と心臓病の持病があったとか。直接新型コロナウイルスが原因というわけではないんでしょうが・・。

高齢で持病持ち。
しばらく飼い主さんと会えない上に、知らない場所で寂しかったでしょうね。せめて最期を自宅で迎えられたことが救いだったかなと・・

飼い主さんは愛犬の病理解剖を断ったそうです。
飼い主さんも悔しい気持ちでいっぱいだと思います・・

追記:2020/04/11の文春オンラインの記事より
野村獣医科Vセンターの院長  獣医師の野村潤一郎さんによれば『犬はフリー(非感受性)で人間から犬に感染することまずない』とおっしゃっています。『もし新型コロナが犬に感染するならば、感染者数が拡大しているヨーロッパで大問題になっているでしょう』と。

猫の新型コロナウイルス感染例(ベルギー)

そして、ベルギーでは新型コロナウイルスに感染した飼い主さんの愛猫が、下痢や呼吸困難の症状を発症。検査の結果、新型コロナウイルス感染の陽性が確認されたそうです。

香港のポメラニアンには特に症状が無かったようですが、ベルギーで感染した猫は症状があったようですね。

猫の体調は快方に向かっているとのことで、安心しました。

べルギー当局によれば猫への感染は「特殊なケース」としていますが、感染者のペットへの接触の注意喚起がされているようです。

追記:2020/04/10ののロイター社の記事より
『猫に感染する可能性がるとの研究結果が科学誌「サイエンス」に発表された。』とありました。犬は感染しにくいようですが、猫は感染の可能性があるようです。1−2月に中国で行われた調査によると猫同士で飛沫感染することも判明したとか。WHOの疫学者は『感染を媒介しているとは思えないが人から感染する恐れはある』としているそうです。

飼い主が新型コロナウイルスに感染してしまった時の対処法

「もし自分が感染してしまったら・・愛犬はどうしたらいいんだろう」と心配になった方は多いのではないでしょうか。

東京獣医師会のホームページでその対処法が紹介してありましたのでわかりやすく表にまとめてみました。感染がわかった(感染疑惑がでた)後の状況別対処法です。

入院や世話ができない病状の方がシャンプーすることは難しいとは思いますが、ウイルスがからだに付着している可能性があるようですので、まずはシャンプーすることを推奨されています。

最悪私が感染した場合は、自宅療養で世話ができればな。。。ブランはなかなかヤンチャなので夫婦ともに感染した場合に誰に預かってもらうか悩むところです。

コロナ感染者のペットを無償で預かってくれるプロジェクト『#Stay Anicom』!

コロナウイルスに感染して入院することになったが、預かってくれる人もいない・・となると心配でたまらないですよね。

そんな方へ朗報です。

ペット保険会社のアニコム損保を子会社に持つアニコム ホールディングスが『#Stay Anicom』プロジェクトなるものを開始するそうです。

stya anicom プロジェクト

【#StayAnicom プロジェクトとは】
新型コロナに感染してしまった飼い主さまのためのサービスです。「困ったら、アニコムにステイしてほしい」という想いをもとに発足したこのプロジェクトでは、アニコムの保有する施設の一部を開放し、飼い主さまが隔離や入院をする間、そのペットを無償でお預かりします。お預かりの間は、アニコムの獣医師を中心とした社員有志がお世話します。情報は随時更新しますので、twitterアニコム公式アカウントのフォローをお願いします。
https://twitter.com/anicom_inc

アニコムさん、心強いです(T T)

お申し込みは以下のURLからのみ

#StayAnicom|ペットお預かり希望者用フォーム
https://service.anicom.co.jp/form/pub/anicompr/stayanicom
※本人またはご家族がコロナウイルスに感染している方のみ申込み可能。
※電話でのお問い合わせは不可。必ず、上記URLからお申し込みください。
  1. 専用フォームから申し込みをする
  2. 感染者と濃厚接触していない人が施設までペットを連れて行く
  3. アニコム施設でペットをお世話。その後飼い主の元へ。

まずは東京近郊施設からのスタートということですが、「お申込みをいただいた方の居住地域に応じて随時検討いたします。」とのことなので、もしもの時は相談してみるとよさそうですね。

また、アニコム保険に加入していない人でもコロナ感染してしまった場合は誰でも利用可能だそうですよ。

無償でここまでしてくれるアニコムさん、本当にありがとうございます。

アニコムさんで実際にお預かりされたケースのリポート記事はこちらをどうぞ。
▶︎ #StayAnicom でお預かりを開始しました。その様子の一部を公開します

愛犬の新型コロナウイルスへの感染を防ぐための予防策

まずは自分が感染しないことが大切ですが、実は無症状感染している可能性もありますよね。次は可愛いペットへの感染リスクを最小限にするための対策をご紹介します。

  1. ペットに触れる前後には必ず入念に手洗いをする。
  2. 餌の口移しや、なめたり、なめられたりといった過度な接触は避ける。
  3. 人混みの多い場所には行かない。
  4. 犬同士の挨拶も極力避ける。
  5. ドッグランへは連れて行かない。

現在(2020年3月)、ペットからペットへ新型コロナウイルスが感染したという報告はありません。しかし、この先ウイルスが変異するといったことが起こる可能性も無きにしも非ず。ドッグランは犬同士だけでなく、飼い主さん同士のコミュニケーションの場ともいえるので、今の時期は控えておく方が安心です。

ブランは他のワンちゃんが苦手なので、ドッグランへ行くことも散歩中に接触することもほとんどないんですが、これからしばらくはさらに気をつけておこうと思っています。

大濠公園を散歩

まとめ

当初はペットへの伝染はしないと思われていた新型コロナウイルスですが、日が経つごとに状況は変化しつつあります。

これまでに確認されたペットの感染は、感染者(飼い主)と接触していた香港の犬2匹とベルギーの猫1匹(追記:2020年4月アメリカで猫2匹の感染が確認されました)。ウイルスが人とペット間で伝染する証拠はないものの、その可能性は少なからずあるようです。ただし、「そのリスクは極めて低い」とする専門家の意見が現状最も有力かと思われます。

ペットの場合は無症状(犬)や下痢、呼吸困難の症状が出たケース(猫)も快方へ向かっているということで、今のところ感染してしまったとしても病状は比較的軽症といえるのかもしれません。ただこの先、人のケースのように重症化することも否めません。

未知のウイルス故に、ヒトーヒト感染さえも全容解明はまだ先になりそうですが、ヒトーペット間の感染についてもこれから研究が進み、徐々にわかってくることと思います。

今自分にできることは、万が一に備えて人にもペットにも「感染しない・させない」ための行動を心がけていくこと。ペットとの密な接触は避け触る前後には手を洗い顔をなめさせないようにしようと思います。

ちょっとやりすぎという気もしますが、自分が感染して愛犬までも隔離されるなんて、考えただけでつらいです。

大切な家族を守るために、今は慎重すぎるくらいの行動をとっていきたいものです。

大濠公園を散歩